多品目栽培で安定した農業を経営
メロン農家であったご両親から土地を受け継ぎ、農地を増やしながら、安定した収入を得るために現在は水菜を通年出荷。小松菜・トマト・ネギなど品目を増やしながら栽培している 高田清治さん。収穫期を迎えていたのは、ミニトマトの『サンチェリーピュア』
一花房当たりの収穫量が多い品種で、爽やかな酸味と甘みでトマトらしさを感じるミニトマト。完全に赤みが増す少し手前で収穫することで、消費者に届くときに赤みが適度に出るという。
多くの品種が次から次へと収穫を迎えるため、作業はご家族に加えて、実習生とパートさんを雇い、計13人で作業を分担。天候にも左右され、このコロナ禍、経営として大変なことも経験してきたという。いろんなことへ常にチャレンジし、今は土地を広げ多品目にすることで安定した収入を得ることができているが、まだまだ課題はあるという。
巣ごもり需要・消費者動向の変化。農家もいろんな目線を持つことが大事になる。そのためにも情報収集は欠かせないのだそう。農家は野菜を作るだけでなく、しっかりした計画と経営が必要。家族を守るために受け継がれた鉾田の土地で『野菜のブランド力を上げていきたい』と高田さん。
高田さんの野菜はJAを通して全国で、水菜は通年茨城県鉾田市にある 『FOOD&CAFE LAX STORE』の茨城ドッグに使われています。